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Facebookで何を発信すべきか?
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今日は、広島での講演で、facebookページのタイムライン化の発表を受けてから初めての講演となりました。
各都市ごとに、参加者の皆さんの反応は様々で、それに対峙している私としては、別な意味で興味深く観察させて頂いております。
さて、今回の広島でのセミナーから、新しいfacebookページへの対応策も含めて、少しコンテンツを変えてお話をさせて頂きました。
これまでは、facebookページのタイトルキーワードを顧客定義から決め、SEO対策で上位表示を狙っていくところまでは一緒なのですが、そこからの誘導で「ウェルカムページ」による無料オファーの提供で「いいね」=ファン獲得の方法がメインでした。(「いいね」をクリックしたら、これをあげます。という手法)
しかし、今回のfacebookページのタイムライン化により、「タブ」の概念がなくなり、「ウェルカムページ」は使えるのですが、トップでの表示ができなくなりました。

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これにより、従来の方法での「いいね」獲得ができなくなったわけですが、この背景には、facebookの上場に向けての思惑もあるようです。
facebookをビジネスでお使いになる場合、やはり、いかに自分の記事を読んでくれるファンを増やすかになりますが、これまでのような「ウェルカムページ」での「いいね」獲得では、facebook側は儲かりません。
facebookの上場に向けての収益源確保という点で、facebook広告の利用拡大を図るために、今回のfacebookページのタイムライン化がされたのではないかと言われています。
もちろん、これは企業活動として正しい行為で、無償で使わせてもらっている我々としては、こうした仕様変更に従わなくてはなりません。
ただ、facebook広告を使わずとも、facebookページにファン客(「いいね」クリック者)を獲得することは十分できます。それが、発信するコンテンツの質になります。
今日のセミナーでもご質問頂いたのですが、個人的な情報(お昼に何を食べたかなど)を発信することは、あまりしないほうがいいのか?とのことなのですが、もちろん、絶対にダメというわけではありません。
そうした個人的なアクティビティの情報ばかりでは、あなたが芸能人や著名人であれば良いのですが、そうでない場合は、お客様が求めている情報ではないので離れていってしまいます。
しかし、こうした「お昼に何を食べたか」など、個人的なアクティビティの情報開示は、これはこれで意味があります。
これは、「内面性の開示」つまり、「価値観や感性の共有」につながり、それに呼応するお客様との信頼関係の醸成に役立つこともあります。
食事もそうなのですが、例えば、「映画を観て感動した」とか、「こういう本を読んでためになった」などと言った感性を開示する情報を時より発信することで、「共有」を呼びます。
しかし、政治的、宗教的、思想的な情報については、かなりセンシティブなので、こうしたソーシャルメディアで扱わない方が良いです。あくまでも、一般論的な情報の中で、あなたの価値観を示していくことが良いでしょう。
ただし、基本は、「相手にしたいお客様が知りたいこと」を中心に情報を発信することになります。
ここで、個人アカウントと、facebookページの使い分けについてなのですが、個人アカウントでは、個人的なアクティビティや考え(価値観)と、facebookページへの誘導、そして、facebookページでは、企業の情報、商品の情報を、ただし、セールスにはならず、それを使うお客様が得られるメリットだったり、それに付随するノウハウ情報を発信します。
もちろん、ここで惰性で情報発信するのではなく、きちんと、キャンペーンプランニングをした上での情報発信と顧客導線ができているとより、情報発信による集客が効果を発揮します。
facebookを活用していく上で、知っておいて頂きたいことでした。
いつもありがとうございます。

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