マーケティング

グルメバーガー戦争勃発中

つい先日、アメリカのハンバーガーチェーン「Curl’s Jr.」が25年ぶりに日本再上陸というニュースが出ました。

日本市場でのハンバーガー業界はマクドナルドなどのチェーン店がありますが、ここに本格派アメリカンのハンバーガーが再挑戦となります。

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アメリカの国民食とも言えるハンバーガー。実は今、アメリカ本土では、このハンバーガーが高級志向、本物志向のグルメバーガー戦争に突入しています。

通常、鉄板などでパテを焼く従来型のハンバーガーチェーン(マクドナルドやCurl’s Jr.、Jack In the Boxなど)に対抗し、Char Grill(炭火焼き)で作られるハンバーガーチェーンが急増しています。

中でも、最近、急成長しているのが、「Habit Burger Grill」「Smash Burger」「Five Guys」の3つのお店です。

全米の5本の指に入る人気店です。これらの企業の人気の裏には、各企業の差別化戦略が見え隠れしています。

 

「Habit Burger Grill」は、ロサンゼルスから北に2時間弱行ったところにある、サンタバーバラ発祥のハンバーガーチェーンです。最近では、あちらこちらに出店しています。

実は最近、全米No1.バーガーに選ばれたバーガー店です。

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創業が1969年と老舗なのですが、ここ最近、成長戦略が取られ、徐々に店舗数を増やしています。カリフォルニア中心での展開なのですが、それでも、全米一おいしいハンバーガーに選ばれました。

確かに美味いっ。

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店内はファストフードというよりは、ファミレスと言った感じの雰囲気。

オーダーが入ってから作り始めるので、注文から出来上がりまで10分弱かかりますが、出来上がりを知らせてくれるBeeperが渡されます。Beeperが鳴ったら、取りに行きます。

 

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バーガーはとってもシンプル。しかし、バンズも焼いてくれているので、カリカリ感がいい感じです。

バーガーに入っているサウザンアイランドドレッシング風のソースが絶品です。また、玉ねぎも飴色になるまで炒められたものが乗っているので、これがまたいい旨味を出してくれています。

個人的には、このHabitがお気に入りです。全米No1.になるのが分かります。

 

「Smash Burger」は、ここ最近増えてきているハンバーガーチェーンです。2007年創業とかなりの新興企業ですが、フォーブス誌でも「最も有望な企業」とも評されているほど急成長している企業です。

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ここは鉄板系なのですが、ただ鉄板に乗せて焼くのではなく、肉の塊を上からジューっと押し潰して(Smash)焼くことから名前が付けられたようです。

潰すことで出てくる肉汁とバターが程よく焦げ、そこにガーリックベースのシーズニングが見事にマッチ。

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ここも注文してから作り始めるので、待つこと数分。ハンバーガーが上下に分かれてやってきます。

予めオリジナルのマスタードマヨネーズソースがかかっているので、このままサンドして頂きます。

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バンズをプレスしたら、マスタードマヨソースがジュワーっと溢れてきました。ここのバンズはふわふわ系。ポテトも細切りで、カリカリポテト。

マスタードマヨソースがいい感じです。

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店内もスッキリしていてオシャレな雰囲気。若者向けの洗練されたデザインと言った感じです。

かなり早い速度で店舗が増えているので、日本上陸もありえなくない有望株です。

 

最後に、今のグルメバーガーブームを牽引している「Five Guys」。ここではガッツリ系で、男子向けのお店です。

グルメバーガーの走りである「IN-N-OUT」が西海岸で展開していたのに対し、東海岸発祥の「Five Guys」が満を持して西海岸にも進出。あっという間に、1,000店以上も急拡大したグルメバーガーの急先鋒です。

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Five Guysが人気の理由は、使用する食材を一切、冷凍モノを使わないというこだわり。肉からポテトまで、フレッシュなもので作られています。

また、中に挟むトッピングも選び放題で、トマト、レタス、オニオン、ピクルスなどの標準装備は当然のこと、グリルドマッシュルームもトッピングすることができます。

注文はシンプルに、ハンバーガーかチーズバーガー、そこにベーコンを入れるか入れないか。

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シンプルなチーズバーガーでこのボリューム。中身がバンズに収まりきらずに具が溢れ出しています。これをどうやって食べるか悩むほどのボリュームです。

ポテトは、皮付きの厚切りポテトで、ホクホク好きの人にはたまらないかもしれません。

完全にガッツリ系の人向けのバーガーです。

 

2014年に行われた全米で美味しいハンバーガーは?アンケートでは、

1位 The Habit Burger Grill
2位 IN-N-OUT Burger
3位 Five Guys Burger
4位 Smash Burger

と言った感じになっています。

総合的に見て、Habitはコスト面や味、店内の雰囲気、サービスなど全体のバランスが最高です。1位になる理由が分かります。

IN-N-OUTは、これまでのファストフードの延長にあるのでコスト面に対しての味の良さで評価されていると思います。意外と年配の方が多いのも、人気の下支えになっているようです。昔ながらのダイナーの雰囲気のせいかもしれません。

Five Guysは完全にガッツリ、ガテン系にフォーカスした感じですので、客層はガタイのいい男子ばかりです。客層にフォーカスした戦略のようです。(もちろん、女性やお子さんもいます)

Smash Burgerは、若者向けのオシャレな雰囲気。ファッションという感じです。他のお店と異なるのが、自分でトッピングやソースなどを選ぶオリジナルバーガーが作れるところ。これもファッション性に深みを持たせています。

各社いろいろと独自戦略の中で他社との差別化を図り、タイミングを見ながら拡大を続けています。

 

今回、日本に再上陸を決めたCurl’s Jr.はこうしたグルメバーガーの類ではないのですが、Curl’s Jr.の成功を見て、次にこうしたグルメバーガー陣が、パンケーキのように日本上陸してくるかもしれません。

今、アメリカの飲食業界はヘルシー志向と、こうした高級・本物志向、またはパーソナライズできるものが増えてきています。

これは、飲食店だけでなく、マーケティング・セールス全体に言える傾向になってきています。

お客様のご要望に合わせた商品やサービスを提供できるか、どう提供していくかが、今後の企業生き残りの道かもしれません。

アメリカにお越しの際は、この話題のグルメバーガーをお召し上がり下さい。

Habitはマストです!

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