マーケティング

Yahoo!ショッピング無料化で出店すべきか?

yahoomuryo

すでにご存知のことと思いますが、先日、Yahoo!JapanのYahoo!ショッピングの出店料や手数料が完全無料になるとの発表がありました。

 

併せて、ヤフオクの出店料や手数料も無料になりましたね。

 

http://business.ec.yahoo.co.jp

 

さて、このニュースを受けて、お客様やこのメルマガの読者の方から何件かのお問い合わせを頂きました。

 

「Yahoo!ショッピングが無料になったとのことですが、Yahoo!ショッピングを始めたほうがいいですか?」とのご質問。

 

私の答えは・・・

 

「出店して見込みがあるのであれば、やるべきです!」

 

何か無責任なように思われるかもしれませんが、Yahoo!ショッピングが無料であっても優良であっても、出店することに対する“戦略”があるのであれば、やるべきです。

 

つまり、これは、Yahoo!ショッピングであろうが、他のショッピングサービスだろうが、facebookやtwitterであろうが何でも、「それを活用することで得られる結果」が明確になっているかということです。

 

Yahoo!ショッピングへの出店で、どのような結果を望みますか?

 

売上アップ?将来につながるファン客の獲得?

 

確かに、Yahoo!ショッピングの出店料や売上手数料がなくなりましたので、出店することのリスクは減りますので、売上には貢献するかもしれません。

 

しかしながら、当然、他の会社(特に同業他社)も同じことを考えていますので、競争は激しくなります。

 

これまで、ご利用されたことがあると思いますが、Yahoo!ショッピングで商品検索をすると、同じ商品があれば、「売れ筋順」で表示されます。

 

当然、価格が安い順に近い結果にもなっていますし、ソートで「価格順」もありますので、同じ商品であれば、価格の安い順にチェックします。

 

ただ、あまり安すぎても怖いので、適正価格で安いものを選ぶ傾向にあると思います。

 

つまり、こうしたショッピングモール型のサービスに出店する場合は、ある程度の“価格競争”の中で戦わなければいけないことになります。

 

ということは、値引きする分はある意味、ファーストコンタクトのお客様を獲得するための広告費として考え、その後のフォローなどの流れも考えて、こうしたサービスを利用することが大切です。

 

「Yahoo!ショッピングに出店したから売上があがる」のではなく、そのサービスの構造(しくみ)やそこに集まるお客様の特徴をよく理解した上で、その後の御社のウェブサイトへの誘導戦略(リピート客にするための戦略)が事前に計画・準備されていれば、ある程度、「出店する意味」はあるのだと思います。

 

facebookやtwitterが出た時もそうでした。

 

「facebookを始めたら集客できますか?」

 

昨年、富士フィルム様の全国セミナーの際も、facebookの関心が高く、このご質問に答える形の内容でお話をさせて頂きましたが、その際も、

 

「facebookを使うから集客できるのではなく、そのポイントでのお客様の特徴をよく考え、その次に、自分でコントロールすることができる、自社サイトにどう誘導していくかを考えていきましょう」

 

というお話をさせて頂きました。

 

その際に使ったセミナー資料を、今日は特別に公開したいと思います。

 

資料はこちらでご覧下さい。↓
http://www.mailea.com/fujifilmseminar2012.html

 

このセミナーでお話させて頂いたことは、写真館様向けにお話させて頂いたものですが、実は、どの業界にも当てはまります。

 

本質は一緒です。

 

ポイントは・・・

 

 1. どんなツールやサービスを使おうが、まず、そのツールやサービスをどのような人たち(どんなレベルの人)が利用しているのか?

 

 2. そのお客様が、御社にとってのお客様として、どのレベルにいる方なのか?(潜在顧客?見込客?)

 

 3. 今後、恒常的に利用して頂けるお客様にするために、何をしなければいけないのか?

 

こうした戦略を予め、使おうとしているサービスから予想して組み立てていきます。

 

Yahoo!ショッピングに話を戻しましょう。

 

Yahoo!ショッピングは、シッピングモール型のサービスなので、「お店」というより、「商品」が目的で集まってくる方が利用されます。

 

さらに、無料化になったことで競争が激化します。(=価格競争)

 

ここで、価格を下げることは、売上というよりは、集客を目的とする利用となりますので、ここで獲得したお客様をどう固定客にしていくかを考えます。

 

他の大手ショッピングモールの場合、直接、お客様にメールを出すことを禁じられていたりします。(これではマーケティングができませんね)

 

もし、直接お客様にメールが送れないのであれば、配送する際、一緒にお手紙を同梱するというのも一つの方法でしょう。

 

そのお手紙でお客様の心を掴むことができれば、ファン客にすることは、それほど難しくはないことでしょう。(具体的な方法は、クライアント様にご指導しています。すみません。)

 

もちろん、その他にもアフターケアをしっかりしたり、ある程度の期間「お伺いメール(手紙)」をお送りして、気遣ってあげることも、次につなげる施策になります。

 

これ意外と大切なのですが、ほとんどの企業様がやっていないことです。

 

小売だけでなく、サービス業でも、B to Bでもやるべき施策です。

 

これが、これまでお伝えしてきている「顧客導線」です。

 

単なる、ウェブサイトの見た目やSNSからの誘導と言った目に見えるものだけでなく、こうしたオフラインでの施策も含まれます。

 

もちろん、B to Bなどの場合は、資料請求やお問い合わせ後のアフターフォローの電話の対応などもこれに含まれていますが、結構、ここも、なおざりになっています。

 

ウェブサイトから資料請求を頂いたにも関わらず、数日間放置してしまったり、また、何もなく、そのまま資料を送付したりなど、お客様を次のステップに進めることを全く考えていないクライアント様もいました。

 

ですので、このクライアント様には、資料請求頂いたお客様にすぐに、お電話を入れ、コンタクトを取るという「しくみ」を作りました。

 

その結果、資料請求からの見積依頼の取りこぼしがなくなり、当然、受注率も3割から8割に向上しました。

 

つまり、資料請求されるということは、最終的な判断の手前の状態ですので、ここで、「気遣い」をされているかどうかが最大のポイントだからです。

 

普通に考えれば分かることです。

 

資料請求した後に、何にもなく、ただ単に資料が送りつけられるのと、もう少し細かい要望を聞かれて、自分にとって最適な提案をされるのと。

 

当然、いきなりの電話されてもお客様も困ってしまいますので、このクライアント様には、電話対応マニュアルを作成して、それ通りに対応してもらっています。

 

私がお伝えしてきている「顧客導線」というのは、ウェブサイトが中心ではありますが、インターネットの世界だけでなく、直接、お客様との接点の部分、オフラインでの部分も含めた「導線設計」ということになります。

 

さて、今日のお話を聞いて、あなたの中で、Yahoo!ショッピングに出店すべきかどうかの判断ができたでしょうか?

 

私は、Yahoo!ショッピングは無料になったので、何もしないよりは、やったほうがいいと思います。

 

しかしながら、そこに戦略(どのように活用するか)が明確になっていないと、また、やらなければいけないことが増えるだけで、それは、あなたの稼働を奪うだけですので、赤字になってしまいます。

 

そのような判断から、Yahoo!ショッピングを使うべきかをご判断下さい。

 

また何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談下さい。

 

お待ちしております。

 

それでは、また。

 

いつもありがとうございます。

 

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