マーケティング

Radio Shackの経営破綻に見るトレンド

先日、アメリカの家電量販店「Radio Shack(ラジオシャック)」が、経営破綻しました。

1921年創業したアメリカでは数少ない老舗企業だったのですが、オンラインショッピングの流れには勝てず、とうとう創業90年の歴史に幕を閉じることになりました。

不採算店舗は閉店するらしく、残りは他社に売却とのこと。

確かに、ここ最近のRadio Shackは元気がなく、品揃えも一時期よりはサッパリで、ほとんど携帯電話の代理店状態でした。

携帯電話の販売に傾倒して行った分、各携帯電話(特にiPhone)のマージン率が低くなったこと、また、携帯電話の機種変率の低下なども原因だと言われています。

アメリカでは、次々と家電量販店がなくなっていき、あと近所では、BestBuyとFry’sとMicro Centerぐらいになってしまいました。

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BestBuyは、テレビや冷蔵庫や洗濯機などの大物家電を見て決められるように、商品展示に力を入れています。

Fry’sは、「Rehabish」と言って返品されたものを交換や修理をしたものを新古品として、格安価格で販売しています。

Micro Centerは、パソコン関連の商品に特化した家電量販店です。

このように差別化を図った実店舗だけが生き残っている感じです。

Radio Shackは、マニアックな電気部品の専門店だったのですが、こうした小物こそ、オンラインでの購入にシフトして行った感があります。

実際に、モノを手にして、目にしてから買いたいという場合、今すぐ手に入れたいという場合は実店舗の強みは活かせるのですが、やはり品揃えではオンラインにはかないません。

すぐに欲しい部品があって、Radio Shackに足を運んでもそこにモノはなく、結局オンラインで買うということが多かったような気がします。

以前にもお伝えしましたが、やはり時代は、オフラインでモノを確認してからオンラインで(比較して)買うという「O2O(Offline to Online)」の傾向がさらに強くなってきている感じです。

Radio Shackの経営破綻は、まさに時代を反映している象徴的なニュースでした。

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