最近のアイドルに学ぶファン客化戦略

今日は、お盆休みウィークに突入ということで、少しライトなお話をしたいと思います。

 

先日、我が家の地デジ化に伴って、テレビが、HDMI接続ができるようになったので、AppleTVを買って、それをつないで楽しんでいます。

 

新しいAppleTVになってから、ネットワークで自分のPCのiTunesにある音楽やビデオをテレビで見れるようになり、とても便利です。

 

それ以上に、ハマってしまっているのは、テレビでYouTubeが見ることです。

 

YouTubeは、ご存知のとおり、閲覧した動画に関連するタグやキーワードの動画が表示されるのですが、ひょんなことから、最近のアイドル関連の動画に行き着いたのです。

 

最近のアイドル事情をご存知ですか?

 

これが、ハマっちゃうぐらい、凄いことになっているのです。

 

最近はテレビで、AKB48の露出が多いのですが、実は、アイドル戦国時代と言われていて、かなりの数のアイドルグループが存在しています。

 

少し前までは、モーニング娘。を筆頭とした、ハロープロジェクトが、全盛でしたが、現在は、そのハロプロを加え、大手芸能事務所(スターダストやエイベックスなど)や、テレビ局などが、こぞってアイドルグループをプロデュースしています。

 

YouTubeでは、関連動画として次から次へと、そうしたアイドルグループの動画が出てくるので、見ていたのですが、ただ可愛らしいということだけでなく、他のグループと差別化を図るために商品である彼女たちの特徴を打ち出していこうと、様々な工夫をされているのに気づきます。

 

あるグループでは、可愛さやキャラクターにこだわっていたり、また、あるグループでは、対象とするターゲット層を絞ったり、アーティスト志向を強めたりと、それぞれのグループの特色を出そうとしています。

 

そんな中、かつて絶大な人気を誇っていたモーニング娘。も、メンバーは変わりましたが、今も活動を続けています。
最近のモーニング娘。がどうなっているか、ご存知ですか?

 

今の彼女たちは、我々が知っているテレビ的なアイドルではなく、かなりハイレベルのアーティスト集団になっています。
歌やダンスが、「アイドル」の枠を超えて、普通に「アーティスト」として通用するレベルのクオリティになっており、今、そちらの方向性に転換して差別化を図っています。

 

恐らく、また復活する日も近いでしょう。

 

最近のモー娘。のライブ映像とかもYouTubeで見ることができますので、その進化を確かめてみて下さい。

 

ただ、“商品”の差別化をしただけでは、もちろん売れません。

 

「うちは、ここにこだわった商品です」と商品開発をしても、それを、知ってもらう必要があります。

 

そうです。もう一つ考えなければいけないのは、売り方です。

 

「誰に」対して、「どのように」売っていくのか?

 

今活動している全てのアイドルグループが、テレビなどのメディアに露出できるというものではありません。

 

そのため、あなたも、複数のアイドルグループが存在していることをご存知なかったかと思います。

 

あのモー娘。でさえ、最近は、テレビには登場していないですよね。(敢えてそうしているかもしれませんが)

 

しかし、テレビというメディアに依存することなく、儲けを生み出すための、売り方(マーケティング)を工夫をしていることも分かってきます。

 

アイドルビジネスは、まさに、ハウスリストの獲得とファン客化戦略を実践する最たるビジネスモデルです。

 

今回のことがきっかけで、いろいろ調べてみたのですが、最近では、アイドルビジネスでも、ソーシャル化が進んでおり、AKB48の総選挙を代表とした(賛否両論ありますが)、ファンを巻き込んだマーケティングが展開されています。

 

敢えて未完成な状態の“商品”をリリースして、ファンのおかげで成長させていくという手法も、実際にはあるようです。

 

モーニング娘。をプロデュースしている、つんく氏がインタビューの中で、最近は、K-POPに押されがちなのですが、それは、アーティストとしてのレベルが高いためで、日本のアイドルビジネスが、もっと世界に通用するようになるためには、その質もさることながら、同じようなマーケティング展開をするグループが複数存在し、切磋琢磨していくことが重要だと言っていました。

 

その意味では、今、エイベックスがアイドルビジネスに初めて参入し、今度は、ファンを“プロデューサー”として巻き込む仕掛けを展開する新しいアイドルグループ、「SUPER☆GIRLS」を投入してきました。

 

最近では、イトーヨーカドーのCMに出てきている娘たちです。

 

その売り方とは、そのアイドルグループをただ応援するのではなく、「プロデュースポイント」というポイントを貯めて、そのグループを成長させていくというゲーム感覚の仕組みをウェブ上で展開しているのです。

 

「会いに行けるアイドル」から、「自分が育てるアイドル」にマーケティングが進化しているようです。

 

携帯やスマートフォンで操作でき、ゲーム感覚で、ポイントを貯め、貯めたポイントを使ってイチオシのアイドルを育てていく。

 

ポイントは、サイトを訪問することで、○ポイント、イベントに参加して、また、掲載されている雑誌を購入して、○ポイントと言った感じで、ポイントが溜まる仕組みになっています。

 

このポイントを使って、ごひいきの(今は推メンというそうです)娘の評価をしたり、投票したりすることができ、この結果が実際の活動に反映されていくというシステムになっています。

 

単純に「CDを買うと応募券が付いてくる」というものではなく、ファン自身もアクションをすることで、自分もプロデューサーとして成長していくという楽しみを共有できるというのが、魅力のようです。

 

ファン参加型のマーケティングの新しい形になります。

 

今後、SNSに活用もこうしたファン参加型のコンテンツ、商品提供(開発)より進んでいくと思います。(そうしなければいけないようになってくると思います)

 

最新のアイドルビジネスは、「可愛い」「歌が上手い」「踊りが凄い」だけでは、世に出れない、売れない時代になってきているようです。

 

しかし、コアなファン客層を獲得し、育て(共に成長し)、そこから、売上をあげていく仕組みを設ける、といったビジネスモデルを展開しているのです。

 

あれ?この話、どっかで聞いたことありませんか?

 

そうです。この戦略は、これまで私がお伝えしてきた「ファン客化戦略」そのもので、大手企業のような強力なブランド力がない、中小企業の摂るべき戦略、我々が摂るべき顧客化戦略なのです。

 

ハウスリストを獲得し、情報啓蒙でファンの深度を高め、売り上げにつなげていく。

 

まさに、私たち中小企業が行っていくべき、いや、私たちができる最も効果的な戦略なのです。

 

この「ファンの深度を高めていく」部分がとても重要で、もっと真剣に考え、取り組んでいく体制や仕組み作り、また、実際のコンテンツ作成の充実が求められます。

 

ファン客化戦略を進めていく中で、

 

1.戦略策定(商いの設計図)
2.ハウスリストや資料請求を獲得する仕組み
3.ファン客化していく仕組みとコンテンツ

 

この3つの要素が、必要な要件になります。

 

まさに、最近のアイドルマーケティングでは、この3つの要素が含まれた展開となっているので、とても参考になります。

 

という言い訳をして、今、アイドルにハマってしまった理由にしているのでした。

 

ということで、今日はこの辺で。

 

いつもありがとうございます。

 

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