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「Tesla Motors」をご存知ですか?

日本でもちょくちょく見かけるようになってきたとのことでご存知かと思います。

このTesla Motorsの創業者、イーロン・マスクは若くして、様々な新規事業を手がけています。

最近では、「スペースX」と言う民間の宇宙輸送会社(宇宙への宅配業者)を起動に乗せようとしています。

将来的には火星移住を目指しているとのことですが、このTeslaの事業も、ここに繋がっているように思います。

と言うのも、Teslaの車は、安いモデルでも500万円台~。平均でも700万円以上、中には1,000万円を超えるモデルもあります。

日本の高級車でも、かなりハイレベルの車種に匹敵、またはそれ以上の価格帯になります。

このTeslaと宇宙事業、どう関係しているか?

恐らく、マーケティングの観点から見ると、このTeslaの車を買えるのは、相当の富裕層であると言うこと。

Teslaが買えるほど裕福であれば、もし「火星に移住しませんか?」と言えば反応しそうなリストであると言えます。

次期発売予定のTeslaのトラック「Cybertruck」は、まだ予約段階ですが、めちゃめちゃ売れているそうです。

こちらも価格帯が430万円~760万円と高額で新たなリスト作りに一役買うのかもしれません。

さて、こうしたTeslaやアメリカの先進的な企業は、「PayPal Mafia」と呼ばれるPayPal出身者で占められています。

この「Tesla」のイーロン・マスク、アメリカではFacebookよりもビジネスで使われている「Linked in」のリード・ホフマン。

アメリカの口コミサイト最大手「Yelp」のジェネミーストップルマン。

「YouTube」の創業メンバーである、スティーブ・チェン、チャド・ハーリー、ジャウェイド・カリーム。

アメリカの社内SNS大手「Yammer」のデイヴィッド・サックス。

などなど、今アメリカの先端を行く企業の創業者が皆、PayPal出身者であることから、「PayPal Mafia」と呼ばれています。

そして、この「PayPal Mafia」の中心人物が、PayPalの創業者である、ピーター・ティールと言う人物です。

トランプ大統領誕生の裏側に、このピーターティールがいたと言うほど、今や影の実力者とも言われるほどの人物です。

今は投資家と言う立場から、先進的な企業(ユニコーン企業)への投資を積極的に行っており、実は、Facebookもピーター・ティールからの出資によって大きくなったのは有名な話です。

映画「ソーシャル・ネットワーク」でも登場してくるので、もしかしたら、ご存知かもしれませんね。

そんな彼や彼の仲間たちが、ビジネスの指針としているのは、「競争しない」と言うこと。

わざわざ競争相手の多い市場に入り、消耗戦を行うほど無駄なことはないと言う考えから、先進的で、独創的な市場を作り、そこでビジネスを行うと言う戦略です。

これこそ、先日お伝えした“とんがり”の部分であり、同じものを提供していても、今や飽和状態なので、選ばれることはありません。

ピーター・ティール曰く、

今までの成功事例をコピーする「グローバリゼーション」には限界があり、やがて消耗、消滅する方向性よりも、ゼロから新しい「テクノロジー」(ここで言うテクノロジーや技術だけでなく、仕組みや取り組み方、手法なども含まれると言っています)で市場を作ること

を勧めています。

革新的な技術だけでなく、同じ業界であっても、これまで常識だと思われていたことではなく、違って視点で考えてみる。

他業界で当たり前のことを、自分の業界でもできないか当てはめてみるなど、新しい「テクノロジー」を生み出す発想法、思考法がこれからの時代の生き残り策になります。

「スターアップマインドを持つ」

ピーター・ティールは自身の著書でこう述べています。

「ゼロから1を生み出す=ZERO to ONE」

今アメリカを、いや世界を動かしている先進的なグループが実践している、その発想法や思考法をぜひ学び、実践してみて下さい。

ピーター・ティール著

「ゼロ・トゥ・ワン ~君はゼロから何を生み出せる~」

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