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ウェブサイトを「分析ツール」にする

早いもので、今日から新年度。新入社員や新規事業、新展開など、会社でも、新しいことを始める季節です。

 

そこで、今日はウェブマーケティングにおいて、新しく(きちんと)始めて頂きたいことがあります。

 

それは、「ウェブサイトをお客様の動きを測る分析ツールにすること」です。

 

先日も私のクライアント様とお話をしたのですが、まだまだ、“現在の”ウェブサイトの役割を誤解されていました。

 

厳密に言うと、そのクライアント様でもウェブマーケティング担当の新人さんが入ってきたので、彼のトレーニングも兼ねてのお話だったのですが、ある程度ウェブマーケをかじっていると、どうしても“ウェブサイト至上主義”に凝り固まってしまっており、それを解くのが大変でした。

 

どうしても、全ての情報をウェブサイトに掲載して、そこで全てを見てもらい、そこで“納得”してもらえると思っているので、何でもウェブサイトに載せたいと考えてしまいます。

 

しかも、すべてのページを舐めるように見てくれると思って・・・

 

実際には、そんなことはありません。お客様は自分の興味のあること(ほとんどの場合は、今起きている問題の解決策)を知りたいので、その情報を探しているので、それがすぐに見つからなければ、すぐに出て行ってしまいます。

 

つまり、

 

そのお客様が知りたいことが、「スムーズに」見つけられて読むことができる「流れ」ができているかの方が重要なのです。

 

メディアではなく、「流れ」です。

 

ウェブサイトだから読んでくれる、ブログだから見てくれる、ではなく、どちらかというと、お客様を誘導して目的地に到達させる「流れ」が重要なのです。

 

なので、こういう質問を頂きます。

 

「検索エンジンから検索されてウェブサイトにやってくるお客様もいらっしゃるので、そういうお客様にも情報を知って頂きたいので、ウェブサイトに情報をたくさん掲載したいのですが。」と。

 

もちろん、これは間違いではありません。でも、ウェブサイトだけに頼る必要はなく、ウェブサイトから、日々、情報更新しているブログへの誘導導線を明確にするなど、見えやすくするなどの「流れ」の工夫をすることが大切なのです。

 

そして、最も重要なことは、お客様のご要望に合わせて、発信する情報も最適化していく必要があるということです。

 

そのために「スピード感」も重要になるので、ウェブサイトを自分ですぐに情報を変えたり、ページを追加できたりすることができれば良いのですが、そうではない時は、すぐに記事投稿できるブログなどが重要になってくるということです。

 

今、このソーシャルの時代におけるウェブマーケティングの基本的な考え方は、「情報発信による集客」がメインになってくるので、お客様の動き=需要に合わせて迅速に、発信する情報を変えていくことが求められています。

 

そして、その情報発信で終わりではなく、その情報から次のアクションへと誘導し、あなたがしてもらいたいこと(資料請求、登録、申込み、購入など)を行う場所として、ウェブサイトがあるということになります。

 

つまり、これから、あなたがきちんとやっていくべきことは、その「流れ」が、あなたが考えている通りに進んでいるかをチェックして、進んでいなければ発信する情報の中身を修正して、計画通りに進めていく、という作業を日課としていく必要があります。

 

簡単に言うと、今月、ある商品を販売強化していこうと考えた時、ソーシャルメディアでの直接販売は嫌われますので、何を発信するかというと、その販売強化する商品を求めている人が、「知りたいと思っている情報」を発信することになります。

 

当然、それで終わりではなく、詳細や追加情報などを、次のメディアで発信することで誘導します。

 

そして、最終的な決済(お申込などのアクション)として、ウェブサイトに誘導するという「流れ」を作ります。

 

これを、Google Analyticsで、この流れ通りにお客様が誘導されてきているのかを調べることができます。

 

Google Analytics

http://www.google.co.jp/intl/ja_ALL/analytics/

 

そうすると、あなたが今日、facebookで発信した情報が最終的に、自分が計画している結果に到達しているかを分析する必要があります。

 

これが「最適化」といいます。できるだけ手間をかけず、効率的に売上に結びつける工夫のことを「最適化」と言います。

 

「最適化」は、自分の行動を分析し、修正していくことになりますので、ウェブサイトを中心に、アクセス数というよりは、お客様の動きを「自分が計画した流れ通りに進んでいるか」を確認することになります。

 

しかし、なかなか、この点については、わかりづらい所もありますので、少し詳しく解説していきたいと思います。

 

また、Google Analyticsも新しい機能が増えていますので、その辺りも解説していきたいと思います。

 

新年度からすぐに、始めて頂きたいことは、まず、あなたのウェブサイト内に、Google Analyticsのアクセス解析のコードを、全ページに埋め込んで頂きたいと思います。

 

今日からのアクセスが計測できていれば、後に行うキャンペーンやセールスなどでのあなたの情報発信やプロモーションの結果を分析することができます。

 

まずは、Google Analyticsのコードを埋め込んで下さい。

 

もし、すでに埋め込んであるのであれば、引き続き、計測を続けて下さい。

 

まだであれば、また、埋め込み方が分からないということであれば、遠慮なくご相談下さい。

 

お待ちしております。

 

まずは、Google Analyticsの設定をお願いします。

 

ということで、今日はここまで。

 

いつもありがとうございます。

 

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