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商品ラインナップを使った販売促進戦略

オンラインショップにしても、サービスの販売にしても、商品構成は非常に大切です。

特にオンラインショップは、ただ商品陳列をしているだけでは売れません。

“商品構成”を戦略的に考えることで、これが販売促進策となります。

ここで言う商品構成とは、ラインナップと言っても良いでしょう。

正直、既存のオンラインショップ構築ツールや、ショッピングカート機能は、“いわゆるショッピングサイト”を作るのには良いのですが、商品構成までは考えてくれません。

商品構成=ラインナップは、「見せ方(魅せ方)」とも言えます。

商品単品ではなく、目的別の組み合わせで、複数の単品商品を一つのパッケージとして作ります。

もちろん、単品でも販売していますが、お客様の目的は、今抱えている課題を解消することです。

販売されている商品が、自分の悩みや問題を解決するのか、どの商品を使えばいいのかを、こうした目的別セットを構成することで、一気にお客様の需要にお応えすることになります。

ちなみに、パッケージ売りの代表と言えば、これですよね。

ひと昔前は、「ご一緒にポテトはいかがですか?」と言うのが、慣用句でしたが・・・

また、オプションの有り無しで、グレード売りも一つの手です。

これは、アップルや自動車会社がやっている商品構成による販売戦略です。

エンジンのスペックは同じで、オプションの装備などで差が付くラインナップ構成をしています。

アップルの場合は、同じ商品でも内蔵メモリの容量で違いを出したり、また、機能やCPU、画面の大きさなどで、グレード分けをしたラインナップをしています。

さらに、商品だけでなく、サービスでも同じような商品ラインナップ戦略が展開できます。

以前にもご紹介した、ボイストレーニングの先生のボイトレサービスです。

元々は、1回1時間$100(1万円)と言う、よくあるボイトレのサービスを細々と売っていました。

しかし、私の方で、商品構成のご提案をアドバイスをしてから、今では、80万円越えのボイトレレッスンをバンンバン売っています。

この商品構成も、生徒さんのニーズ、また解消したい課題(目的)ごとに付帯させるサービス内容を変え、グレード販売しています。

こうした商品構成、グレード販売には大きな販売促進効果があります。

それは・・・

たぶん、すでに経験していたり、感じていたりするはずです。

今、持っているスマホは何代目のスマホですか?

一番最初に買ったスマホはどのグレードでしたか?

今のスマホは、一つ前に買ったスマホのグレードと比べてどうですか?

商品構成による販売促進戦略は、目的を明確にして売るだけでなく、お客様の次なる欲求を埋める心理的な効果も期待できるのです。

このカラクリが分かると、単品売りしているのがバカバカしくなります。

ぜひ、商品構成を見直して、セットやパッケージ、オプションによるグレード販売などを実践してみて下さい。

これ結構、効きますよ!

お試しあれ。

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